石破茂総裁は第50回衆院総選挙の最終日となる10月26日、激戦区となっている東京都内の各選挙区で応援演説を行いました。「政権交代が政治改革だ」等と主張する野党について、石破総裁は「この日本を任せることはできない」と強調。自民公明の連立政権で新しい日本をつくっていく覚悟を訴えました。

具体的な取り組みとして石破総裁は、災害に強い国づくりやコストカット型経済からの脱却、自衛官の再就職に向けた支援等を挙げ、各候補と共にわが国が抱える課題に立ち向かっていくことを表明。科学技術やデジタルを活用した災害予知能力の向上や避難所の環境整備、若い世代の所得向上を通じた人口減少対策を講じていく方針を述べました。

また「自民党は行き届かないところがたくさんあり、野党を3年3か月やった。あの時、公平公正で、正直で誠実な自民党になろうと誓ったはずだ。もう一度その気持ちを思い出し、自民党を立て直す」と主張しました。

その上で「野党は立派なことも言うが、どのような政権をつくるのか。言っていることはバラバラで、誰が総理になるのか。外交・安全保障や経済、社会保障政策はどうするのか」と、野党の姿勢に疑問を呈し、「責任をもってこの国の独立と平和を守る。国民の経済を守る。国民を災害から守る。それができるのは、われわれ自公の連立政権しかない」と訴えました。

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